肋骨が開いてウエストが太く見える|リブフレアと呼吸の関係

マットの上で仰向けになり、膝を立ててお腹に手を添えて呼吸する女性

ウエストが太く見える原因は、脂肪だけとは限りません。肋骨の下側が前に開いたまま固まる「リブフレア」が重なっていると、体重が落ちてもくびれは出てきません。

肋骨を下ろすのは吐く息です。息を吐ききる呼吸と、土台である骨盤の傾き。この2つを整えることが、締めつけで隠すより確実な近道になります。

こんにちは。西新宿で骨格デザイン整体SHINを営んでいる、骨格デザイントレーナーの瀧本銀次朗です。

「体重は標準なのに、ウエストだけ太く見える」「肋骨の下あたりが前に張り出している気がする」。鏡の前でそう感じている方に、まず知っていただきたいのがリブフレアという状態です。

これは脂肪の量とは別の問題です。だから、食事を減らしても腹筋をしても変わりません。むしろ、やり方によっては張り出しが強くなることもあります。

何から変えればよいか迷ったら。西新宿の骨格デザイン整体SHINでは、初回体験で、骨格・呼吸・食事のどこが遠回りになっているかをご一緒に確認しています。

リブフレアとは|肋骨の下側が前に開いた状態

リブフレア(rib flare)とは、肋骨の下のふち、いわゆる肋骨下角が前方に開いて突き出した状態のことです。英語の flare は「外へ広がる」という意味で、肋骨がアサガオの花のように外へ開いているイメージから、この呼び方がされています。

肋骨は、息を吸うと持ち上がって広がり、吐くと下りて閉じます。呼吸のたびに動く、本来はよく動く部分です。ところがこの動きが減ると、広がった位置のまま固まります。これがリブフレアです。

見た目にどう出るか

一番大きいのは、ウエストのいちばん細い位置が消えることです。くびれは、肋骨の下端と骨盤の上端のあいだにできます。肋骨が外へ開くと、この「谷」が浅くなり、胸からお腹までが一本の寸胴に見えます。

服の印象にも出ます。ハイウエストのボトムスが肋骨に当たって上がってしまう、ベルトの位置が決まらない、タイトなニットでみぞおちのあたりだけ段が出る。サイズが合っていないのではなく、身体の側に段差ができているケースがあります。

もうひとつ、呼吸のしづらさや、食後に苦しくなりやすいという感覚につながることもあります。肋骨が開いたままだと横隔膜が動きにくく、お腹の上のほうに圧がかかりやすくなるためです。

気になっていること脂肪が原因の場合リブフレアが関係している場合
太く見える位置おへそまわり全体みぞおちから肋骨の下あたり
触った感触やわらかい硬い出っぱりに触れる
体重との関係減ると細くなる減っても形が変わらない
息を吐いたとき変化しにくい張り出しが引っこむ

最後の行が見分けの決め手です。ゆっくり息を吐ききったときに、肋骨の下の出っぱりが引っこむなら、骨の位置の問題である可能性が高いと考えています。

なぜ肋骨が開いたままになるのか|3つの背景

① 息を吐ききらない呼吸が習慣になっている

肋骨を下ろすのは、吐く息です。ところが日常では、吸うことばかりが多くなります。緊張している時間が長い、画面を見て前かがみでいる、しゃべる仕事が多い。どれも、浅く吸って浅く吐く呼吸になりやすい条件です。

吐ききらないまま次を吸うと、肋骨は上がった位置から下りきりません。これが毎分十数回、一日中続きます。呼吸とくびれの関係は呼吸が浅いとくびれが消える理由にまとめています。

② 反り腰で、土台が前に傾いている

骨盤が前に倒れると、その上に乗っている肋骨も一緒に前へ傾きます。背中を反らせて立つと、肋骨の下が前に出るのを確認できます。つまりリブフレアは、肋骨だけの問題ではなく骨盤から続いた結果であることが多いのです。

「姿勢を良くしよう」と胸を張る癖がある方ほど、この形になりやすい傾向があります。詳しくは反り腰が40代女性の体型を崩す理由をご覧ください。

③ 上体を起こす腹筋運動を続けてきた

仰向けから上体を起こす動きは、お腹の表面にある筋肉が主役です。この筋肉は肋骨を引き下げる働きも持っていますが、首や脚の力で勢いをつけて起き上がる形になると、肋骨は下りないまま回数だけが増えていきます。

腹筋を頑張ってきたのにウエストが変わらない、という方は、努力の量ではなく動きの質が噛み合っていない場合があります。

その崩れは、努力の量ではなく「順番」の問題かもしれません。

骨格の歪み・浅い呼吸・栄養不足。この3つを正しい順番で整えるのが、SHINの骨格デザイン整体です。激しい運動はありません。

初回体験の内容を見る

30秒でできるセルフチェック

仰向けに寝て、両膝を立てます。みぞおちの少し下、左右の肋骨のふちに手を添えてください。

  1. 肋骨のふちが床から浮いているかどうかを確かめます。指が肋骨の内側に入り込むようなら、開いている可能性があります。
  2. 口から8秒かけて息を吐ききります。吐きながら、肋骨が内へ・下へ動くかを手で感じます。
  3. 動かない、または腰が反って浮いてしまう場合は、肋骨が下りにくい状態です。

立った姿勢でも確認できます。横向きで鏡に映り、胸の下のラインとお腹のラインを比べてみてください。胸の下のほうが前に出ているなら、同じサインです。

肋骨を下ろす1分の習慣

開いた肋骨は、力で押し込むものではありません。吐く息で下りる場所を思い出してもらう、という考え方で取り組みます。

  1. 仰向け、両膝を立てる。足裏は床につけ、腰と床のすき間が手のひら1枚ぶん以内になる位置を探します。すき間が大きい方は、膝を胸のほうへ少し寄せます。
  2. 鼻から3秒吸い、口から8秒かけて吐く。吐く後半で、肋骨のふちが内側へ閉じるのを手で確認します。吐ききったところで2秒止め、肋骨が上がらないまま次を吸います。
  3. これを5呼吸。所要1分ほどです。朝と、入浴後の2回が続けやすいと思います。

注意点がひとつ。きつく締めるベルトやコルセットで外から押さえても、肋骨を下ろす力そのものは育ちません。その理由は姿勢矯正ベルトは買うな。3ヶ月で挫折する理由で詳しく書いています。

変化の感じ方には個人差があります。呼吸中に強い痛みやめまいが出る場合は中止し、医療機関にご確認ください。

よかれと思ってやりがちな3つのこと

リブフレアに気づいた方が最初にやりがちで、かえって遠回りになりやすい対応を3つ挙げます。いずれも間違いというより、順番が先すぎる、という話です。

やりがちなこと起きやすいこと先にやりたいこと
胸を張って「良い姿勢」をつくる背中が反り、肋骨の下がさらに前へ出る肋骨を下ろしてから、背骨を長くする
お腹をへこませて力を入れ続ける呼吸が浅くなり、肩と首が張る吐く息でへこむ範囲にとどめる
上体起こしの回数を増やす首の力で起き上がり、肋骨は下りないまま吐きながら肋骨を閉じる動きを先に入れる

共通しているのは、見た目を整えようとして、肋骨を上に持ち上げる方向に力が入っている点です。リブフレアで必要なのは逆方向、下ろして閉じる動きのほうです。

現場で見ていること

SHINでリブフレアを扱うとき、肋骨そのものより先に見るのは骨盤と背骨の配置です。土台が前に傾いたまま肋骨だけを閉じようとしても、その場では閉じて、立ち上がると戻ります。下から順番に積み直すほうが、結果として早いというのが現場での実感です。

そのうえで呼吸を変え、最後に動きで定着させます。この順番の話は40代からのボディラインは「骨格の順番」で変わるに、下腹の見え方との関係は40代で下腹だけ痩せない理由にまとめました。

初回体験では、横向きの写真で肋骨と骨盤の位置を一緒に確認します。ご自身の身体がどの形になっているかは、言葉より画像のほうが早く伝わります。流れは骨格デザイン整体の初回体験で行うことをご覧ください。

よくある質問

リブフレアは自分で治せますか

整体は医療行為ではないため「治す」という言い方はしていませんが、肋骨が下りやすい状態に近づけることは、呼吸の練習でご自身でも取り組めます。ただ、骨盤の傾きが背景にある場合は、そこを整えないと戻りやすくなります。変化の出方には個人差があります。

痩せれば目立たなくなりますか

体脂肪が減ると全体の輪郭は細くなりますが、肋骨の開き自体は体重では変わりません。むしろ痩せるほど骨の形が表に出て、張り出しが目立つこともあります。

腹筋運動はやめたほうがいいですか

やめる必要はありません。上体を起こす形ばかりを繰り返すより、息を吐きながらお腹の深い層を使う動きを先に入れると、肋骨が下りやすくなります。順番の問題です。

子どもの頃からこの体型なのですが、変わりますか

長く続いた形は、短期間では変わりません。ただ、肋骨まわりは呼吸のたびに動く部分なので、年齢に関わらず変化の余地はあります。どのくらい動くかは実際に見てみないと分かりませんので、初回体験で現状をお伝えしています。

コルセットや着圧インナーで押さえるのは効果がありますか

着ているあいだは見た目が整いますが、外すと戻ります。外から押さえる方法と、自分で下ろせるようにする方法は別のものだとお考えください。併用は問題ありません。

妊娠・出産のあとに目立つようになりました

出産前後は肋骨と骨盤の位置が大きく変わるため、よくあるご相談です。産後の経過には個人差が大きく、体調面の不安がある場合は先に医療機関でご確認ください。そのうえで、呼吸から整えていくのが基本の流れになります。

まとめ

  • リブフレアとは、肋骨の下のふちが前方へ開いて突き出した状態です。
  • くびれは肋骨の下端と骨盤の上端のあいだにできるため、肋骨が開くとその「谷」が浅くなり、寸胴に見えます。
  • 脂肪と違い、体重を落としても形は変わりません。息を吐ききったときに張り出しが引っこむかどうかが見分け方です。
  • 背景は、吐ききらない呼吸・反り腰・上体を起こす腹筋運動の3つ。
  • 外から締めつけるより、息を吐ききる1分の習慣と、土台である骨盤の傾きを整えるほうが近道です。

あわせて読みたい

骨格デザイン整体SHIN ・ 西新宿

「これ以上、どこを直せば
綺麗になれるの?」

エステも、ジムも、食事制限も試してきた。それでも変わらなかったなら、足りなかったのは土台を整える順番です。初回体験では、骨格・姿勢・呼吸を確認したうえで施術を行い、施術後の鏡の前で「違い」を確かめていただけます。

  • —骨格・姿勢・呼吸のカウンセリング
  • —骨格デザイン整体(施術)
  • —“足し算”の食事アドバイス
  • —自宅でできる1分セルフケアのご提案

料金は骨格デザインプログラムのページでご案内しています

初回体験の詳細を見る

LINEで初回体験を予約する

完全予約制 ・ 21時まで ・ 西新宿駅 徒歩6分
無理な勧誘はいたしません。変化の感じ方には個人差があります。

監修者

瀧本 銀次朗(骨格デザイントレーナー)

骨格デザイン整体SHIN代表。パーソナルジム REAL WORKOUT新宿店も運営。NSCA-CSCS・NSCA-CPT。業界歴15年以上、のべ15,000件以上のセッション実績。アスリート、アーティスト、俳優、ダンサーなど300名以上のプロフェッショナルのコンディショニングを担当。

※整体は医療行為ではありません。痛み・しびれ・急な体重変化などがある場合は、医療機関を受診してください。

プロフィールを見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です