週末に寝だめする経営者へ|月曜がつらくなる仕組みと、頼らずに整える方法
「平日は4〜5時間睡眠、その分を週末に取り戻す」。多忙な経営者ほど、こうした過ごし方が習慣になっています。ところが土日に長く眠ったはずなのに、月曜の朝がかえって重い。そんな経験はないでしょうか。西新宿で15年以上、のべ15,000件を超える身体と向き合ってきた私は、この週末の寝だめこそ、経営者の睡眠の質を静かに削っている一因だと考えています。
寝だめで月曜がつらくなる仕組み
私たちの身体には、朝の光や食事、活動のリズムで刻まれる体内時計があります。平日と週末で起床時間が2〜3時間ずれると、この体内時計が後ろにずれ込み、海外旅行の時差ぼけに近い状態が起こると一般的に言われています。日曜に夜更かしと朝寝坊をして、月曜の朝に無理やり早起きする。これを毎週繰り返せば、身体は常に軽い時差ぼけを抱えたまま週明けを迎えることになります。
足りないのは「眠りの量」ではないかもしれない
寝だめをしても回復しきらない方の多くは、眠っている時間そのものより、眠りの深さに課題を抱えています。長く横になっていても、身体の緊張が抜けきらなければ深い睡眠には入りにくいものです。日中フル稼働で気を張り続ける経営者は、就寝時にも交感神経が高ぶったままになりやすく、量でその不足を埋めようとするほど、かえってリズムが崩れていきます。
寝だめに頼らない、平日からの整え方
まずは今日から試せる、一般的な工夫をご紹介します。
- 休日の起床時間を、平日との差が1時間以内におさまるよう意識する。
- 眠りが足りない日は、夜に長く眠るより15〜20分の短い仮眠で補う。
- 起きたらまずカーテンを開け、朝の光を浴びて体内時計をリセットする。
- 就寝の1〜2時間前は強い光と考えごとを減らし、神経を鎮める時間をつくる。
いずれも睡眠のリズムを支える助けになりますが、感じ方には個人差があります。
見落とされがちな「身体の緊張」という原因
生活習慣を整えても眠りが浅いままの場合、私は身体の構造に目を向けます。猫背や巻き肩で胸まわりが縮こまると呼吸が浅くなり、首や背中の骨格の癖が神経の緊張を抜けにくくします。この状態では、いくら眠る時間を確保しても休息の質は上がりにくいのです。骨格のバランスを整え、緊張の抜けやすい身体へと構造の再構築を進めることで、寝だめに頼らずとも回復できる土台が見えてきます。変化のペースには個人差があります。
西新宿で睡眠の質から整えたい経営者の方へ
整体SHINでは、睡眠を妨げる身体の緊張や骨格の癖に着目し、休める身体づくりをサポートしています。週末の寝だめでは疲れが取れないと感じている経営者の方は、下記の睡眠改善プログラムのご案内をご覧ください。
なお、強い不眠が続く、日中の眠気で生活に支障が出る、大きないびきや呼吸の乱れを指摘されたといった場合は、睡眠外来など医療機関へのご相談をおすすめします。本記事は一般的な身体の仕組みについての情報であり、診断や治療に代わるものではありません。

