呼吸が浅いとくびれが消える|インナーマッスルと骨格の関係

肋骨に手を添えて呼吸する女性

この記事の結論

ウエストのくびれは、脂肪の量だけで決まるものではありません。肋骨の位置と、呼吸で働く「内側のコルセット」が、胴体の形を支えています。呼吸が浅く肋骨が開いたままだと、体重が落ちてもくびれは出にくい。先に整えるべきは、腹筋ではなく呼吸と肋骨です。

こんにちは。西新宿で骨格デザイン整体SHINを営んでいる、骨格デザイントレーナーの瀧本銀次朗です。

「体重は若いころとそれほど変わらないのに、ウエストのラインだけが違う」「腹筋を続けても、くびれが戻ってこない」。40代の女性から、こうしたお悩みをよく伺います。

くびれが出にくくなる背景には、年齢による変化もあります。ただ現場で多くの方の身体を見ていると、呼吸の浅さと肋骨の開きが大きく関わっているケースが少なくありません。この記事では、呼吸とくびれの関係と、今日からできる整え方をお伝えします。

呼吸の深さと肋骨の位置は、自分ではなかなか確かめにくいものです。西新宿の骨格デザイン整体SHINでは、初回体験で、呼吸と骨格の状態をご一緒に確認しています。

くびれは「脂肪の量」だけでは決まらない

ウエストの形をつくっているのは、脂肪だけではありません。大きく関わっているのは、次の3つです。

  • 肋骨と骨盤の距離:この間の空間が、くびれの「高さ」になります
  • 肋骨の開き:肋骨の下が横や前に広がると、胴体が四角く見えます
  • 体幹を内側から支える力:お腹まわりをぐるりと支える筋肉が働くと、ウエストが内側から締まります

つまり、体重が同じでも、肋骨が開き、骨盤が傾き、内側の支えが弱いと、くびれは出にくくなります。体重と見た目の関係は「体重は変わらないのに太って見える原因」でも解説しています。

呼吸と「内側のコルセット」の関係

お腹の奥には、胴体をぐるりと包むように支える筋肉のグループがあります。横隔膜(上のふた)、骨盤底筋(下の底)、腹横筋(お腹まわりの壁)、多裂筋(背骨沿いの支え)です。この4つが協力して働くと、お腹の中にほどよい圧が生まれ、コルセットのように胴体を内側から支えます。

その中心にあるのが、呼吸の主役である横隔膜です。呼吸が浅く、肩や首ばかりで息をしていると、横隔膜が十分に動かず、ほかの筋肉も連動しにくくなります。結果として、内側のコルセットがゆるみ、お腹が前に出て、ウエストの輪郭がぼやけていきます。

状態身体で起きていること見た目に出やすい変化
呼吸が浅い横隔膜が動かず、内側の支えが働きにくいお腹が前に出る、くびれが出にくい
肋骨が開いている肋骨の下が横・前に広がったまま固まる胴体が四角く見える、ウエストの位置が低く見える
骨盤が傾いている肋骨と骨盤の位置関係がずれる下腹が出る、くびれの位置があいまいになる

呼吸が浅い人に多い5つのサイン

  • 息を吸うとき、肩が上がる
  • ため息やあくびが多い
  • 夕方になると、首や肩が張ってくる
  • 肋骨の下が、前に張り出している
  • 立ったときに、お腹が前に出やすい

ひとつでも当てはまれば、呼吸が浅くなっている可能性があります。デスクワークで呼吸が浅くなっていく流れは「デスクワーカーの身体が崩れる3つのメカニズム」で整理しています。

30秒でできる、呼吸と肋骨のセルフチェック

① 肋骨が横に広がるか

両手を肋骨の横に当て、鼻からゆっくり息を吸います。手が横に押し返される感覚があれば、横隔膜が働いています。肩だけが上がり、肋骨がほとんど動かない場合は、呼吸が浅くなっているサインです。

② 肋骨の下の開き具合

両手の親指を、みぞおちから左右の肋骨の下の縁に沿わせてみてください。親指でつくる角度が大きく開いている、または肋骨の下が前に浮き出ている場合は、肋骨が開いた状態で固まっている可能性があります。

③ 仰向けでの肋骨の浮き

仰向けに寝て、両膝を立てます。肋骨の下が天井に向かって浮き、腰と床の間に大きなすき間がある場合は、肋骨の開きと反り腰が重なっているかもしれません。

セルフチェックは目安です。息苦しさや胸の痛み、しびれがある場合は、無理をせず医療機関を受診してください。

その崩れは、努力の量ではなく「順番」の問題かもしれません。

骨格の歪み・浅い呼吸・栄養不足。この3つを正しい順番で整えるのが、SHINの骨格デザイン整体です。激しい運動はありません。

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腹筋やドローインだけでは、くびれが出にくい理由

くびれのために、腹筋運動やお腹をへこませるドローインを続けている方も多いと思います。どちらも無駄ではありません。ただ、肋骨が開き、呼吸が浅いままでは、お腹の表面に力を入れているだけになりやすいのです。

お腹を強くへこませると、一時的にウエストは細く見えます。けれど、力を抜いた瞬間に元に戻るのは、内側のコルセットが働いていないからです。先に呼吸で肋骨を閉じ、横隔膜が動く状態をつくる。そのうえで体幹を使うほうが、くびれにつながりやすくなります。筋トレだけでは姿勢が戻りやすい理由は「猫背が筋トレでは治らない本当の理由」で詳しく解説しています。

くびれを支える、1分の呼吸

仰向けで行う基本の呼吸(40秒)

  1. 仰向けになり、両膝を立てます。両手を肋骨の横に当てます。
  2. 鼻から4秒かけて息を吸い、手を押し返すように肋骨を横へ広げます。お腹だけをふくらませないように意識してください。
  3. 口から8秒かけて細く長く吐き、肋骨が下に閉じていく感覚を確かめます。
  4. 吐き切ったところで、お腹の奥が薄くなった状態を3秒保ちます。
  5. これを5回繰り返します。

デスクでできる呼吸(20秒)

  1. 椅子に浅めに座り、足裏を床につけます。
  2. 肋骨を骨盤の真上に置くイメージで、背すじを軽く伸ばします。
  3. 鼻から吸って肋骨を横に広げ、口から長く吐いて閉じる。これを3回行います。

大切なのは、回数よりも毎日続けることです。寝る前や、パソコン作業の合間の1分を習慣にしてみてください。

めまいや息苦しさを感じたら、すぐに中止してください。妊娠中の方、呼吸器や心臓の病気で治療中の方は、事前に医師にご確認ください。

着圧ウェアやコルセットとの付き合い方

着圧ウェアやコルセットは、つけている間はウエストを細く見せてくれます。ただ、外側から締めるだけでは、内側のコルセットは働くようになりません。長時間頼り続けると、かえって自分で支える力が使われにくくなることもあります。

使うなら、「特別な日の服を美しく見せるため」と割り切り、日常は呼吸で内側から支える力を育てていくのがおすすめです。外側から支える道具の限界については「姿勢矯正ベルトは買うな。3ヶ月で挫折する理由」でも解説しています。

食事との関係:減らしすぎると、支える力も減る

ウエストを細くしたくて、食事を大きく減らしてしまう方もいらっしゃいます。けれど、身体をつくる材料が足りないと、体幹を支える筋肉まで細くなり、くびれを支える力も弱まります。SHINでは、タンパク質を中心に材料を満たしていく「足し算」の食事を大切にしています。

SHINでの整え方

SHINでは、呼吸と肋骨の位置、骨盤の傾きをあわせて確認し、ベッドの上で骨格を整えていきます。そのうえで、ご自宅で続けられる1分の呼吸と、足し算の食事までをお伝えします。息が上がる運動はありません。刺激が不安な方は「ボキボキしない整体でなぜ変わる?」もご覧ください。

施術後に、呼吸がしやすくなった、お腹まわりが軽く感じると話される方は少なくありません(感じ方には個人差があります)。

骨格・呼吸・栄養を整える順番の全体像は「40代からのボディラインは「骨格の順番」で変わる」、新宿で骨格矯正を選ぶときの基準は「新宿・西新宿で骨格矯正を受ける女性へ|後悔しない6つの選び方と料金の考え方」でまとめています。エステやジムで手応えが続かなかった方は「美容にかけたお金とボディラインが比例しない理由」もあわせてどうぞ。

よくある質問

Q. 呼吸を変えるだけで、くびれは出ますか?

呼吸はくびれを支える土台のひとつです。肋骨の位置や骨盤の傾き、食事とあわせて整えることで、ウエストの見え方が変わりやすくなります。変化の感じ方には個人差があります。

Q. 1日に何分くらい行えばよいですか?

1回1分ほどで十分です。回数や時間を増やすよりも、毎日続けることを大切にしてください。寝る前や作業の合間など、習慣にしやすいタイミングがおすすめです。

Q. 腹式呼吸と胸式呼吸、どちらがよいのですか?

お腹だけ、胸だけに偏るのではなく、息を吸ったときに肋骨が横や後ろへ広がる呼吸を目指します。お腹だけを大きくふくらませると、かえって反り腰が強まることもあります。

Q. 産後でも取り組めますか?

産後の経過には個人差があります。健診で問題がないことを確認したうえで、無理のない範囲で始めてください。骨盤底筋まわりに違和感がある場合は、医療機関を受診してください。

Q. どのくらいで変化を感じられますか?

呼吸のしやすさは、その日のうちに感じる方もいらっしゃいます。ウエストの見え方が日常で保たれるようになるまでには、ある程度の期間がかかります。期間には個人差があります。

まとめ

  • くびれは、脂肪の量だけでなく、肋骨の位置と内側の支えで決まる
  • 横隔膜・腹横筋・骨盤底筋・多裂筋がつくる「内側のコルセット」の中心は呼吸
  • 腹筋やドローインの前に、呼吸で肋骨を閉じる
  • 着圧は特別な日に。日常は1分の呼吸で内側から支える力を育てる

くびれを取り戻すための一歩は、ウエストを締めることではなく、深く息をすることから始まります。

お腹の出方が気になる方は「反り腰でお腹だけぽっこり出る40代へ」もあわせてご覧ください。

呼吸の状態を実際に確認する流れは「西新宿の骨格整体|初回体験の流れ・所要時間・服装(初めてで不安な方へ)」でご覧いただけます。

肋骨が開いたまま固まっているタイプの方は、肋骨が開いてウエストが太く見える|リブフレアと呼吸の関係もあわせてご覧ください。

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エステも、ジムも、食事制限も試してきた。それでも変わらなかったなら、足りなかったのは土台を整える順番です。初回体験では、骨格・姿勢・呼吸を確認したうえで施術を行い、施術後の鏡の前で「違い」を確かめていただけます。

  • —骨格・姿勢・呼吸のカウンセリング
  • —骨格デザイン整体(施術)
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無理な勧誘はいたしません。変化の感じ方には個人差があります。

監修者

瀧本 銀次朗(骨格デザイントレーナー)

骨格デザイン整体SHIN代表。NSCA-CSCS・NSCA-CPT。業界歴15年以上、のべ15,000件以上のセッション実績。アスリート、アーティスト、俳優、ダンサーなど300名以上のプロフェッショナルのコンディショニングを担当。

※整体は医療行為ではありません。痛み・しびれ・急な体重変化などがある場合は、医療機関を受診してください。

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